大学で学んだことを試したい。その想いが、砂糖づくりへ導いた。-品質保証部 山崎 哲矢 2006年度入社/千葉県出身-
ミスなく、気を抜くことなく、一生懸命。
砂糖は、お客様の口に入るものだから、安全性には特に注意を払うことが必要だと思っています。原料となるさとうきびは、植物であるために出来具合が一定ではありません。そこで高品質の砂糖をいつも安定して生産できるように、分析や検査をするのが私の仕事です。入社当時は、自分の力をどれだけ発揮できるのか不安の連続。でも、上司に何でも相談できる雰囲気は、とても働きやすい環境でした。だんだんとやる気も芽生え、少しずつですが力を身につけているのが自分でもわかります。検査によっては、長くかかるものもありますが、ミスなく、気を抜くことなく、頑張っていこう思っています。
簡単なことも、難しい検査も、大切な仕事。
大学では、食品に関する勉強をしていたので、それを活かせる職場を探していました。いろいろな会社情報誌に目を通して見つけたのが、和田製糖でした。最初は、砂糖づくりにおいて、大学で学んだことがどれくらい活かせるのだろうと疑問がありました。しかし、実際に工場内を見学して、担当の方とお話をするにつれて砂糖づくりの魅力に引き込まれていく自分がいました。初めての仕事は、工程蜜の分析と分析機器の洗浄です。新人なので簡単な仕事です。でも、品質の良い砂糖をつくるためには決して疎かにできない大切な仕事だと思い、丁寧に行ったことを覚えています。
スキルと知識を身につけ、スムーズにこなしたい。
砂糖づくりの全ての工程において検査を行うので、各部署との連携も欠かせません。品質に関わることですから、突発的な検査依頼も飛び込んできます。そんな時は、慌てることなく、冷静になって、検査の準備に取りかかるようにしています。焦ったりしても、何一ついいことがありませんから。長くかかる分析や検査。しっかりと準備して、スムーズに分析が終わると達成感があり嬉しいです。これからの課題としては、検査時間の合間を効率よく使って、データ管理や分析成績書作成などの事務仕事もミスなくこなし、スキルと知識を身につけたいです。