辛い時こそ、笑顔を絶やさず、前向きに仕事に励む。-製造部 赤糖課 黒岩 修 1995年度入社/高知県出身-
仲間の生き生きとした姿に、負けられない!
私の所属する赤糖課は、さとうきびの味、風味を残した砂糖をつくる部署です。具体的には、かりんとうや黒パンなどの製菓製パンなどに使用されていて、上白糖やグラニュー糖と違って蜜を含んでいるので独特の甘味がします。和田製糖では、昔ながらの伝統的製法でつくられてきた味や風味を、最新鋭の設備による製造法で復活させているんです。入社して18年が過ぎ、この赤糖の製造に5年以上携わっています。和田製糖は、安心安全な砂糖づくりを大切にしている会社です。そして、何よりもそこで働く仲間も、砂糖づくりに魂を込めているように思います。すごく、生き生きとしているんです。だから、私も負けられません。
熱い想いが、砂糖づくりに活かされている会社。
もともと食品には興味を持っていました。
高知出身ということもあって、食べるの大好き、飲むの大好きな人間なもので・・・。
そんな折、高校の教師のすすめで、この会社の面接を受けました。偶然にも同郷の先輩が面接担当で、本来の面接より、むしろ高知の話で盛り上がってしまいました。その後、食事会を開いていただいたことを覚えています。とても親しみやすい人たち、アットホームな感じが工場全体から伝わり、いつの間にか「ここしかない!」と気持ちが高ぶっていました。砂糖に対して熱い想いを持っている人が多く、温かみのある人間味に触れられたことが、一番の入社動機ですね。
笑顔を忘れず、前向きな気持ちを持ち続けて・・・。
入社当初は、右も左のわからないのが当たり前。でも、それに甘んじていてはいけないと思いました。この会社は、昔ながらの製法を守っている分、「職人なんだ」という気持ちでみんなが取り組んでいます。なので、先輩の技術や知識をいかにして自分のものにするかが大事なんです。もちろん、厳しさにも耐えなければならないことも多々あります。どんな仕事でも、そんなものでしょう。楽なことばかりではありません。自分でこの職を選んだのだから、辛い時でも笑顔を忘れずに仕事に励んでいきたい。この前向きな気持ちを胸に、おいしい砂糖づくりに一生懸命取り組んでいきたいと思います。